今やLINEは、私たちにとって欠かすことのできないコミュニケーションツールです。日本での利用率は全年代で90パーセントを超え、ニュースをはじめさまざまなサービスがLINEアプリ上で展開されています。スポーツ情報との親和性も高く、2020年東京夏季(コロナ禍で21年開催)、22年北京冬季の両五輪パラリンピックでは、リアルタイムの結果速報、写真付きテキスト速報、選手プロフィールなど時事通信のサービスをフルに活用してくださいました。採用のきっかけ、実際に使われた感想などを、LINE株式会社の澤村瑠菜様、西山拓央様、前澤春樹様に伺ってきました。
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スポーツ事業コンテンツ
LINEをスポーツがより楽しめる場所にしていきたい
水先案内人のように頼れる存在
澤村様五輪パラリンピックの公式データ(ODF)は非常に複雑で、大会期間中にはイレギュラーな対応も多く発生します。「水先案内人」のように頼れる存在になってもらえる会社さんを求めていたところ、御社の名前が挙がり、採用させていただきました。データ提供の経験が豊富で、かつ技術者の方に手厚くサポートしていただける体制があったことが決め手でした。東京大会では五輪期間中に24時間体制でサポートしていただき、夜遅くの試合や、変更があった際も迅速に対応いただけました。東京大会で時事さんとの信頼関係ができたので、北京大会でも引き続きお願いしようということになりました。
通信社の体制生かし、充実の内容
選手プロフィール
澤村様 特に良かった点は、時事さんがもともと持っている通信社としての体制だと思います。編集の方の豊富な知見や、しっかりした校閲体制があり、頂いたデータをそのまま出すだけで充実したコンテンツを表示できました。
競技スケジュール
日本代表と有力外国選手のプロフィールを提供していただいており、北京大会では試合スケジュール情報と選手情報をマッピングしたデータで提供していただきました。選手ごとに次の出場予定や前の試合の結果をわかりやすく表示できました。
テレビ放送予定も試合スケジュール情報とマッピングされており、弊社側は自社で開発コストをかけることなくテレビ番組情報をユーザーに提供できました。
競技解説動画
北京大会では競技を初めて見るユーザーにも分かりやすく伝えていこうと意識していました。時事さんに提供してもらった解説動画を掲載することで、競技ルールやその競技自体を知ってもらうきっかけを作れたと思います。
テキスト速報
西山様写真付きテキスト速報は、ほぼリアルタイムで配信していただきました。時にはテレビより早く表示することができたので、良かったと思います。各競技に詳しいメディアやライターとアライアンスを組んでいただいたので、質が高く読み応えのある速報になったと感じています。写真の枚数も適切な量で、最適な位置にバランスよく入ってきていたと思いました。
全ての相談に親身になって答えてくれる
西山様オンラインミーティングで認識合わせをし、適宜Slackでご相談していました。課題管理表でタスクを整理しながら、うまく開発を進められました。Slackで質問を投げるとすぐに返していただくことが多く、レスポンスの早さがとてもありがたかったです。
データの配信リハーサルに関しては不安もあったのですが、わからない点のフォローや追加でリハーサルを行っていただきました。細かく擦り合わせて実施していただけたことも、成功につながったと思います。
前澤様五輪ではやりたいことが非常に多かったのですが、それを全部やるリソースがありませんでした。そこで、記録データから画面を表示するためのXMLデータを組み立てるところは時事さんにお任せし、弊社はそれを装飾して見やすく表示するという分担ができました。その結果、全体としてやりたいことを増やせました。また、ご相談した際には、「まず検討してみます」とおっしゃっていただいて、親身になって一緒にゴールに向けてどうするかということを検討いただいたことが印象に残っています。必ず持ち帰って検討してくださり、同じ開発の人間として心配になるくらい要望に応えていただいたと思っています。
CLOSING THE DISTANCE
澤村様弊社のミッションは、「CLOSING THE DISTANCE」世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めることです。競技団体、選手やファンの皆さんとの距離を縮め、一人ひとりのユーザーに沿った情報配信をしていきたいと考えています。LINEをスポーツがより楽しめる場所にしていきたいです。
コロナ禍で競技団体は打撃を受けていて、ファン・サポーターとのタッチポイントが減っている状況です。その中でLINEが人と人、人と情報の距離を縮められるよう施策を行っていきたいと考えています。
LINEでの情報配信を通じて競技団体や選手、
応援するファンとの距離を縮め、
LINEをスポーツがより楽しめる場所にしていきたい。
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