ユーザーの信頼を背に
社会も人々の価値観も目まぐるしく変わり続ける現代。日本は、そして世界は、これからどこに向かおうとしているのでしょうか。情報があふれ、先が読めない混迷の時代にこそ、事実を冷静に追い続ける地道な仕事が求められます。公正かつ正確で迅速な報道。まさにそれが、時代とともに生きる私たち時事通信社の使命です。
1945年11月、敗戦の廃墟の中から出発した時事通信社は、「世界の動きを日本へ 日本の声を世界へ」をモットーに、世界と日本の激動を絶え間なく報道し続けてきました。国内外に張り巡らせた取材拠点と提携外国通信社から届く膨大な記事や写真、映像は、きょうも本社編集局での厳格なチェックと整理を経て、新聞社、放送局、金融機関、官公庁、一般企業、さらには個人など、さまざまなユーザーの元に刻々と配信されています。
報道だけではありません。出版、講演・セミナー、調査など、総合メディア企業としての時事通信グループの活動は多岐にわたります。「自社のウェブサイトにマーケットデータを取り込みたい」「町の観光地を海外にPRしたい」といった多様なニーズに応じ、課題解決のための情報サービスを提供するソリューション事業にも力を入れています。
こうした活動を根底で支えているのが、ユーザーの皆様から寄せられる信頼です。これからも私たちは「信頼される通信社」であり続けるため、「公正・正確・迅速」を愚直に追求し、あらゆるサービスの価値を高めることで社会に貢献していきたいと考えています。