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自分の写真が多くの新聞社に使用されるところに魅力

写真部住吉 健也

2017年入社/芸術学部卒
社歴
2017年4月~2019年4月
本社編集局映像センター写真部
2019年5月~2023年4月
仙台支社編集部
2023年4月~
本社編集局映像センター写真部
住吉 健也:プロフィール写真

先輩インタビュー

Q 入社の決め手は何でしたか?

中学生の頃に報道カメラマンの方の自叙伝を読んだことが今の仕事を目指すきっかけでした。報道カメラマン以外の進路は考えておらず、就職活動で受験したのは新聞社と通信社のみ。通信社は新聞紙面のような自社媒体はありませんが、自分の写真が多くの新聞社に使っていただけるというところに魅力を感じ入社を決めました。また、海外通信社経由で世界に向けて配信されることも多いです。

Q 現在の主な仕事は何ですか?

現在は本社映像センター写真部に所属していて、幅広いジャンルの取材に行っています。政治取材では首相や閣僚を間近で撮影したり、プロ野球やサッカーJリーグなどのスポーツ取材では誰よりも近い場所で迫力のあるプレーを撮影するなど小さい頃からニュースで見ていた風景の中が仕事場です。現場ではどのようにしたらいい写真が撮れるのか?光や人の動きを見て一歩先に起こる事を想像しながら行動することを心がけています。また、取材によっては動画の撮影をすることもあり、写真と違う難しさを感じますが表現の幅を広げるためいろいろな切り取り方にトライしています。

Q 印象深かった仕事は何ですか?

宮城県の仙台支社時代に経験した東日本大震災取材です。どのような写真や文章が被災された人たちのために役立つのだろうか、ご家族や仲間を亡くされた方達にはどのように接したらいいのだろうかなど自分の無力さを痛感し葛藤する日々でした。そんな中でも皆さんは何も知らない私に対して自身が経験したつらい話をしてくれて感謝しかありませんでした。とある被災者の方を取材し、配信された記事をその方の同級生が見て「現在もがんばっている状況を知ることができた」という嬉しい報告もありました。数年間過ごして多くの経験をさせてくれた東北は第二の故郷のような存在で今後も足を運び、見詰めていきたいです。

Q おおまかな一日のスケジュールを教えてください

住吉 健也さんの一日

12:00
出社。ボクシング取材の準備をする。今日はどの機材がベストか熟考。
13:00
同僚と会場に向かい、撮影場所の確認や軽い打ち合わせする。長丁場になるので買ってきたおにぎりを食べておなかを満たす。
16:0021:00
井上尚弥選手の試合など数試合をリングサイドから撮影。とても近いので迫力が凄い。
22:00
写真送信などもろもろ終了し、帰社。
23:00
機材を片付け帰宅。

Q 休日の過ごし方を教えてください

勤務がシフト制なので休日が平日になることも多いです。そんな日に買い物に行ったり、美術館や写真展に行ったりすると比較的空いていたりするのでちょっぴり得した気分です。タイミングが合えば知人や他社の先輩と飲みに行ったり、ジョギングなど体を動かすことも好きです。