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- 主な職種:写真・映像記者
- 先輩インタビュー:中島 大吾
決定的瞬間を捉えたい
写真部中島 大吾
- 社歴
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2019年4月~
本社編集局映像センター写真部

先輩インタビュー
Q 入社の決め手は何でしたか?
私は大学で写真学科に在籍していたのですが、入学当時は“この仕事がしたい”というものは特に定まらず、ぼんやりと写真に関わる仕事をしたいというイメージを持って過ごしていました。元々スポーツが好きでした。そして在学中に、ラグビーや自転車競技などを撮る機会に恵まれました。私の写真が部の広報紙などに使われ、とても喜んでもらえて「自分はカメラマンになるぞ」という意思が固まっていきました。また、テレビ画面で見ていた五輪などの世界大会の会場に行って、いつか自分が撮影したいという思いも強くなりました。その夢をかなえるには、通信社のカメラマンがいいだろうと考え、無事に内定をいただいて今に至っています。
Q 現在の主な仕事は何ですか?
現在は東京本社に勤務し、写真記者をしています。スポーツ、事件や事故、企業の会見や政治、インタビュー等、さまざまな分野の取材を行っています。通信社なので、契約新聞社はもちろん、自社のニュースサイトなど多くの掲載先があります。また、カメラマンの仕事は写真を撮るだけではなく、会社での内勤業務もあり、ほかのカメラマンや記者から送られてきた写真のチェックや処理を行います。内勤では先輩が取材した写真を間近で見て、どういうふうに撮影しているのかがよく分かり、とても勉強になります。

Q 印象深かった仕事は何ですか?
やはり平成から令和に変わった皇室関連の一連の取材です。写真部に配属になって10日ほど経った2019年4月30日と5月1日、私は皇居・半蔵門にいました。初めての取材が、皇居に出入りする車に乗った皇族方を撮影するというものでした。現場では自社の先輩から取材のアドバイスを受けました。また、たくさんの他社のカメラマンと慣れない名刺交換をして名前を覚えるのに必死でした。その後は1人で行く現場が多く、そこで他社の先輩カメラマンにいろいろ教えていただく事があり、「顔を覚えてもらうのはとても大切な事なんだ」と多くの取材で感じました。
およそ半年後の11月10日には天皇陛下の即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」があり、これには社のカメラマンが総動員で臨みました。この時、私は赤坂御所正門前で取材しました。パレードの車列が近づいてきて、ファインダーの中で天皇、皇后両陛下が見えた時、両陛下は私たちカメラマンがいる取材エリアの反対側を向かれていました。しかし、通り過ぎる最後の最後に、気持ちが通じたのか一瞬こちらを向かれました。諦めず、その瞬間を逃さず撮影できたのがとてもうれしかったです。
Q おおまかな一日のスケジュールを教えてください
中島 大吾さんの一日
- 9:30
- 出社。今日の予定を確認し、送られてくる写真の処理などを行う。
- 12:30
- お昼休憩。
- 14:00
- 会社を出てインタビューの撮影へ向かう。
- 15:30
- インタビュー後に帰社する。
- 16:00
- インタビューで撮影した写真の処理などを行う。
- 18:00
- 送られてくる写真の処理などをして退社。
Q 休日の過ごし方を教えてください
休みの日は友人と山に自転車に乗りに行ったりドライブやキャンプをしたりしています。
冬はスキーをするため車で長野県や群馬県などへ行っています。
仕事柄、休みが毎週何曜日と決まっているわけではないのですが、平日の休みだと土日は混むようなところでも比較的空いている事が多いのでいいなと思います。