1. ホーム
  2. 主な職種:一般記者職
  3. 先輩インタビュー:小山 貴央

市井の人の声を拾い、社会への影響を伝える

社会部小山 貴央

2018年入社/法学部・政治学科卒
社歴
2018年4月~21年4月/熊本支局
2021年5月~/編集局社会部
小山 貴央:プロフィール写真

先輩インタビュー

Q 現在の主な仕事は何ですか?

新型コロナウイルスや五輪といった話題モノを取材する「遊軍」と、消費者庁担当を兼務しています。遊軍は、地方で大きな事件や事故、災害が起こると現場に急行。関係者や近隣住民から当時の状況を聞き、音やにおいなどを交えて現地の様子を雑観記事にします。最近は警察や消防の発表より先にSNS上に目撃情報が流れている場合があり、投稿を手掛かりに取材を始めることも多いです。新型コロナをめぐっては、医療従事者や飲食店員、子を持つ親など市井の人の声を拾い、社会への影響を伝えています。
消費者庁は、景品表示法で製品の誇大広告を規制しており、根拠に基づかない広告表示を対象に行政命令を出します。空間除菌グッズなど生活に身近な商品が対象となることもあり、普段以上に読者に分かりやすい記事を書くよう心掛けています。

Q 忘れられない経験は何ですか?

熊本支局勤務時に経験した2020年7月の豪雨災害です。午前4時50分に気象庁が大雨特別警報を発表した1時間後には熊本市内の自宅を出て、県南部の被災地に車を走らせました。現地に入ると、道路には泥が堆積し、歩くのも一苦労。山肌がえぐられ、木々や土砂にのみ込まれた民家、氾濫した川の水が2階まで達した痕跡、電線に引っ掛かったままの大木―。テレビでしか見たことのなかった災害現場は、想像以上に悲惨でした。雨が降り続く中、必死で泥かきをしている住民を見つけてカメラのシャッターを切る。手を止めてもらい、話を聞く。自分は何をしているのか、悲しみに暮れている遺族の声を伝えることに意味があるのか、と葛藤する瞬間もありました。それでも、「なかったことにはしたくない」と思い至り、さまざまな人を訪ねて記録として残すよう取材を続けました。

Q おおまかな一日のスケジュールを教えてください

小山 貴央さんの一日

7:30
起床。スマートフォンで新聞各紙のニュース、SNS上のトレンドを確認する。
10:00
本社へ出社。朝刊を読む。遊軍記者で記事の企画案を出し合う。雑談をきっかけに取材をスタートさせることもあります。
11:3012:20
テレビのニュースチェック。夕刊締め切りまでの限られた時間で取材、執筆する場合があるので、すぐに動けるように待機しています。
14:00
本社周辺の飲食店で昼食をとる。
15:00
消費者庁で会見やレクがある日は霞が関へ。庁内で取材したり、記者クラブで原稿を書いたりします。本社にいる日は夕刊チェック。外出した際、時間があれば街歩きしながらネタ探しをします。
19:00
NHKのニュースを確認し、20時ごろには退社します。

Q 休日の過ごし方を教えてください

休日は友人と飲みに出掛けたり、街歩きやサウナに行ったりすることが多いです。音楽フェスや好きなアーティストのライブに行くこともあります。熊本勤務の頃は、阿蘇や天草など県内の観光地や温泉巡りをしました。新型コロナ流行後は海外旅行に行けていないので、一刻も早い収束を願っています。