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担当の業界や地域の枠を超えた取材も

経済部大槻 麻莉子

2017年入社/法学部国際企業関係法学科卒
社歴
2016年10月~17年4月/編集局経済部
2017年5月~20年4月/松江支局
2020年5月~/編集局経済部
大槻 麻莉子:プロフィール写真

先輩インタビュー

Q 現在の主な仕事は何ですか?

経済部で日本銀行の記者クラブに所属し、みずほ銀行や地域金融機関、ゆうちょ銀行などを担当しています。みずほ銀取材ではシステム障害の原因や再発防止、人事などについて、朝回りや夜回りで関係者を取材します。銀行業を監督する金融庁にも問題意識などについて聞きます。また、長引く低金利や人口減少により地銀の経営環境は悪化しており、生き残りのための合併や統合といった動きが全国各地で激しくなっています。金融庁や地銀の東京支店を周りつつ、地方支局の記者と連携して取材を進めます。
日銀クラブでは、日銀が定期的に公表する統計の背後にある経済の実態を掘り下げた記事を出稿することもあります。コロナ下では、飲食業や宿泊業の景況感が厳しいという統計の内容を街の人の声で裏付けることで深みのある記事になるよう努力しました。
債券などマーケット関連も交代で執筆するので金融について幅広く勉強中です。

Q 忘れられない経験は何ですか?

山ほどあります。松江支局では、大手電気メーカーの工場で働く日系ブラジル人の子供が学校に通えず、言葉の壁に阻まれて社会に溶け込めない実態を取材。日本語学習のボランティアとの出会いをきっかけにコンビニでアルバイトできるまでに成長した少年の「世界が変わった」という声を交えて、外国人労働者の受け入れ拡大に関する問題点を指摘しました。人口減少が進み、課題先進地とされる島根では、各自治体が教育や移住などのテーマで特色ある施策を展開。地域活性化に情熱を燃やす行政マンや地域の人々などの取材はいつも楽しかったです。今でも島根の方々とのご縁があり、取材で助けられることもあります。
時事通信では時として、担当の業界や地域の枠を超えた取材もします。東日本大震災で被災された方々にお話を伺った際には、自分の想像力や共感力、言葉の表現力の無さに落ち込みました。現在進行形のみずほ銀行取材も心身ともに辛くなることもありますが、日々成長を感じており、忘れられない経験になると思います。

Q おおまかな一日のスケジュールを教えてください

大槻 麻莉子さんの一日

05:0007:30
起床 朝回りに行く場合は早起き
09:0011:00
出社
09:0018:00
取材、クラブに帰って原稿執筆
18:3023:00
夜回りや取材先との会食
20:0024:30
帰宅

Q 休日の過ごし方を教えてください

経済部では基本的に土日や祝日は休みです。山登り、キャンプ、散歩、ダンスなど身体を動かしていることが多いです。競争の激しい取材では体力も必要になるので落とさないように心掛けています。
コロナ流行前の松江支局では、県内外によくドライブに出掛け、車の中に常備している「お風呂セット」でふらっと温泉を楽しんでいました。お祭りといった地域の伝統行事を鑑賞した時は写真を撮って記事化しました。
松江藩七代藩主の松平不昧公が広めた「不昧流」の茶道も習い始め、現在でも続けています。歴史や文化、自然にあふれる地域に赴任したことで遊び方が格段と広がりました。
重要な取材案件がない時には電波が通じづらい場所や遠方へも出掛けます。その際は事前に上司に伝えるようにしており、快く送り出してくれます。